カラスのクトハ:シベリアのむかしばなし

Ворон Кутха

  

エヴゲーニー・ラチョフ 絵
藤原潤子 訳
A4変形・32ページ・上製本
2000円+税 2026年2月
ISBN978-4-911057-04-9 

 

空の上でオーロラが歌声をひびかせ、魚が陸を歩いていたころ──そんな「はじまりの世界」についてのシベリア先住民族の昔話

『てぶくろ』『マーシャとくま』などの挿絵で知られるロシアの画家エヴゲーニー・ラチョフが、極北の自然と動物たちを生き生きとユーモラスに描き出す。全7話。

 

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  エヴゲーニー・ラチョフ  (絵)

シベリアの町トムスク生まれ。近郊の村に住む祖父のもとで、豊かな自然に囲まれて幼少期を過ごす。1930年代以降、キエフやモスクワの出版社で活躍し、『てぶくろ』『マーシャとくま』をはじめ、多くの昔話絵本を手がけた。温かみのある筆づかいと、擬人化された動物たちのいきいきとした表情で知られ、その作品は世界中で愛されている。ロシア共和国人民芸術家(1963年)、クルプスカヤ国家賞(1973年)ほか受賞多数。

    

藤原潤子  (フジワラ ジュンコ) (訳)

神戸市外国語大学准教授、かけはし出版代表。ロシアを主なフィールドとして文化人類学研究を行いつつ、絵本の翻訳にも携わる。著書に『極寒のシベリアに生きる:トナカイと氷と先住民』(新泉社、2012年、共著)、『水・雪・氷のフォークロア:北の人々の伝承世界』(勉誠出版、2014年、共編著)など、訳書にアンナ・アニーシモヴァ文、ユーリヤ・シードネヴァ絵『わたしのぞうさん』(かけはし出版、2025年)など。