弊社代表 藤原のインタビュー記事が「ほとんど0円大学」に掲載されました 2025.02.13
************** 「100%効く愛の呪文」?ロシアの呪術を文化人類学で紐解く、神戸市外国語大学の藤原先生に聞いた 大学の知をのぞく この研究がスゴい! 文化人類学,神戸市外国語大学 今回お話を伺った研究者 藤原潤子 神戸市外国語大学 外国語学部 ロシア学科 准教授 ロシアをフィールドとして文化人類学的な研究を行いつつ、翻訳にもたずさわる。主な業績として『呪われたナターシャ:現代ロシアにおける呪術の民族誌』(人文書院)、『水・雪・氷のフォークロア:北の人々の伝承世界』(共編著、勉誠出版)など。訳書として、A. ロマーエフ作『パパかいぞくのこもりうた』(成山堂書店)、C.ザテューポ作『ぼくのとっても ふつうのおうち』(かけはし出版)など。2023年、ロシアの絵本を自身で翻訳・刊行する出版社「かけはし出版」を立ち上げた。 「呪う術」と書いて「呪術」。もう字面だけで恐ろしい言葉だ。ありがたいことに(?)現代日本に暮らす私たちにとって呪術は、漫画や映画などフィクションの世界に出てくる話であって、それほど身近には感じられない。でも、地球を広く見渡すと、呪術がもう少し生活に溶け込んでいる...